【旅行記 前編】夏におすすめの避暑地 駒ヶ根(こまがね)・蓼科(たてしな)の紹介
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7月の終わりに信州に旅行に行きました。
猛暑でエアコン漬けの毎日。
「どこか涼しい場所に行きたい!北海道は遠いしな…」蓼科(たてしな)は10年前の夏に行ったのですが、とても涼しくて気持ちよく、きれいな景色が印象に残っていました。
もう一度行きたいなと思い立ち、涼を求めて、以前より行ってみたかった駒ヶ根(こまがね)と合わせて2泊3日で出かけました。
この記録的な猛暑で、果たして涼しいんだろうかと心配しましたが、標高の高い駒ヶ根(こまがね)・蓼科(たてしな)には涼やかな風が吹いていました。なんとエアコンなしで過ごせるくらいの涼しさでしたよ。そんな駒ヶ根(こまがね)・蓼科(たてしな)について紹介します。
駒ヶ根(こまがね)について
諏訪湖(すわこ)から流れ出る天竜川(てんりゅうがわ)の流れに沿って南北に広がる伊那谷(いなだに)。西に中央アルプスと高い山々に囲まれた絶景を望む地です。
伊那谷(いなだに)エリアの一番の観光スポットとして名高いのは「千畳敷(せんじょうじき)カール」。
駒ヶ根(こまがね)高原から登山バスとロープウェイを乗り継ぐことで、標高2612mにある標高日本一の駅「千畳敷(せんじょうじき)駅」に向かうことができます。
登山バスとロープウェイは、通年運行しているので、春夏秋冬で違った顔の千畳敷(せんじょうじき)がお楽しみいただけます。
駒ヶ根(こまがね)高原は、中央道駒ヶ根I.Cから車で5分程とアクセスがよく、霊犬早太郎伝説で有名な「光前寺(こうぜんじ)」や独自の視点で企画展に取り組む「駒ヶ根(こまがね)高原美術館」など見どころが多くあります。
また、全国のクラフトマンが集まる「くらふてぃあ杜の市」も毎年開催され、人気を集めています。
駒ヶ根について|信州駒ヶ根ガイド|一般社団法人駒ヶ根観光協会オフィシャルサイト
より抜粋
千畳敷(せんじょうじき)カールについて
中央アルプス宝剣岳の直下にあるのが「千畳敷(せんじょうじき)カール」。
2万年前、氷河期の氷によって削られたお椀型の「圏谷(けんこく)」です。ロープウェイで、たったの7分30秒で気軽に行くことができるカールは、標高2612mの雲上の別世界。
夏には高山植物、秋には錦の衣をまとい、冬から春までは一面の銀世界が美しく、4~5月にかけては春スキーも楽しめます。
カール内の遊歩道は、1周40分で、夏の高山植物の季節には可憐な高山植物の花々が咲き乱れ、「高山植物の宝庫」としても知られています。
さらに、駒ケ岳(こまがだけ)、宝剣岳など日本名山に名を連ねる名峰への登山口にもなっており、シーズンには多くの登山客で賑わいを見せます。
2010年日経新聞「紅葉が楽しめるロープウェイ」では、駒ケ岳(こまがだけ)ロープウェイが全国一位に選ばれました。
千畳敷カール|信州駒ヶ根ガイド|一般社団法人駒ヶ根観光協会オフィシャルサイト
より抜粋
お花畑が広がる千畳敷(せんじょうじき)カールと青い空
行ってみたくなるでしょう?
こちらお花畑が広がる千畳敷(せんじょうじき)カールと青い空。空が近くに感じられました。ずっと見ていたい景色です。
駒ヶ根(こまがね)高原までのアクセス
マイカー利用
中央自動車 駒ヶ根インター下車
・八王子ICから駒ヶ根LCまで約195km (約2時間30分)
・名古屋ICから駒ヶ根ICまで約140km (約1時間45分)
・吹田ICから駒ヶ根ICまで約298km (約3時間40分)
☆駒ヶ根インターを降りてすぐなので、アクセスがよく、マイカーがおすすめです。
JR利用
JR飯田線 駒ヶ根(こまがね)駅下車
・新宿から中央本線岡谷まで約2時間30分。さらに飯田線駒ヶ根駅まで約1時間
・名古屋から中央本線塩尻、岡谷経由で約3時間30分
☆東京、名古屋、大阪から高速バスも出ているようです。
千畳敷(せんじょうじき)までのアクセス
駒ヶ根(こまがね)高原からは、自然保護のためマイカー乗り入れ禁止となっていますので、マイカー利用の場合、菅の台バスセンターの駐車場(駐車料金600円)に車を停めてそこからロープウェイの乗り場となっているしらび平駅までバスに乗ります。(所要時間30分 片道820円)
バスの中では、駒ヶ根(こまがね)高原や千畳敷(せんじょうじき)、駒ケ岳の音声ガイドが流れ、勉強になり、登るのがわくわくします。
JR利用の場合は、駒ヶ根(こまがね)駅前バス停からもバスが出ています。(駒ヶ根駅前から菅の台バスセンターまで所要時間12分)今回は、近くの「ホテル季の川」に宿泊するということで、こちらに駐車させていただけました。
しらび平駅からは、ロープウェイで一気に千畳敷(せんじょうじき)駅まで登ります。(所要時間7分30秒、往復2,260円)
バス、ロープウェイともに、夏の観光シーズンのため臨時便も出ていました。平日でしたが、バス、ロープウェイともに少し待ちました。
土日祝日やお盆は混み合うようですので、午前中の早い時間に行くことをホテルの方にもすすめられました。
詳しくはこちら
早太郎(はやたろう)温泉郷について
登山バスの停留所がある駒ケ岳高原にある温泉。
こちらの温泉、無色透明でにおいもなく、やわらかな肌触りで、うれしいことに美肌効果もあるんです!10件ほどの温泉郷です。
今回は、千畳敷(せんじょうじき)に登った後、口コミもよい「中央アルプス眺望の宿 ホテル季の川」に1泊しました。
ロビーからの季の川の眺めがとても涼やかで綺麗でした。温泉は、大自然に囲まれた中で、川のせせらぎを聞きながら入ることができ癒されました。。
平日だったせいか貸切でしたヽ(*´∀`)ノ食事は、一品一品丁寧に作られた和風懐石で、味も美味しく目でも楽しめました。スタッフのみなさんがとても親切なのもおすすめです。
ホテルのロビーからの季の川です。涼しいので紫陽花が咲いていました。涼しげな景色です。
高山植物の宝庫「夏の千畳敷(せんじょうじき)カール」
標高2612mの天空のお花畑。
青い空に荒々しい岩礁の直下に広がるなだらかな土地。遊歩道が整備されており、一周約40分のハイキングが楽しめます。
7月の終わりの猛暑でしたが、千畳敷(せんじょうじき)カールは、気温20度でさわやかな風が吹いていました。地上では見られない様々なかわいい花たちが、たくさん咲いていましたo(^▽^)o
写真を撮ったり、おやつをを食べたり、のんびり過ごしました。
その日は、好天に恵まれたので、空の景色も最高でした。
夜はどんなに星が綺麗なんだろうかと想像を膨らませていました。
千畳敷カールには窓から景色を楽しみながら食事や休憩ができるレストラン・カフェもあります。
また、日本一高い場所に建つホテル「ホテル千畳敷(せんじょうじき)」が、ロープウェイ山頂駅に併設されています。
こちらはかなり人気のようで夏休み中は全て満室でした。
こちらに泊まれば、満天の星空に出会えることでしょう。機会があれば泊まってみたいと思いました。
その千畳敷(せんじょうじき)カールから、登山されている方も多く見られました。
千畳敷(せんじょうじき)カールからの登山
往復約3時間30分~5時間で中央アルプス最高峰、標高2956mの木曽駒ケ岳まで登山を楽しむことができるそうです。
千畳敷(せんじょうじき)カールからも見えていました。しばらく急な坂を登ることになりますが、それ以降は穏やかな勾配になるようです。
体力的にもそれほどきつくないので、半日コースとして登山初心者にも楽しまれているようです。
とは言え、足元にはごろごろ石も転がっており急な勾配も登り降りするため、トレッキングシューズや長袖長ズボンなどは必須ですね。
ちなみに登山をする人は登山計画書を提出しなければなりません。また、体力をつけて挑戦したいと思いました。
手軽に行ける千畳敷(せんじょうじき)カールですが、靴は運動靴が望ましいです。
咲いていたいろいろな高山植物
日本一高い場所に建つ ホテル千畳敷(せんじょうじき)
日本一高い場所に建つ「ホテル千畳敷(せんじょうじき)」です。
千畳敷(せんじょうじき)から標高2956mの木曽駒ケ岳に登山道が続きます。
駒ヶ根(こまがね)B級グルメ「ソースかつ丼」
午前中千畳敷(せんじょうじき)を散策した後、お昼はテレビでもよく取り上げられている「ソースかつ丼」を明治亭で食べました。
ごはんにたっぷりの千切りキャベツ、その上に少し甘めの秘伝ソースにくぐらせた分厚いとんかつがのっています。
ボリュームがありましたが、ハイキングをした後でもあったので、ペロッといただきました。
ソースが美味しかったので、335g税込900円と他のソースと比べると割高ですが買いました。
旅行から帰った後、家でも何度かソースかつ丼を作って楽しみました。
こちら、オンラインショップもあるようです。駒ヶ根に行くことがあれば、ぜひ食べてみてください。
調べると他にも有名店があるようです。店によってソースの味が違うようなので、次回は違う店にも立ち寄ってみたいです。
まとめ
今回は、長野県の駒ヶ根(こまがね)・蓼科(たてしな)へ旅行に行った感想をまじえて、まずは駒ヶ根(こまがね)編を紹介しました。
天気がよかったため、自然を満喫して、おいしい空気を吸って、リフレッシュできました。
次回は、蓼科(たてしな)編を紹介しますね。
お楽しみに。